ボブという名の猫。 しみじみと、こころ洗われる時間をありがとう。

開演5分前。劇場入口前のロビー。
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久々に映画を観た。

招待券が手元にあって、その有効期限が10月29日。
急な台風で思い通りに行けず、台風一過の29日に滑り込みセーフ。

映画の題は「ボブという名の猫」。

イギリスロンドンを舞台に、ボブという名の猫とストリートミュージシャンの青年とのホットな物語。

たいしたことはないだろうと高をくくっていたところ、それがなんともこころに残るステキな映画だった。

ストリートミュージシャンをしながらクスリの依存から抜けようと必死にもがく青年が、あるとき傷ついた茶トラの野良猫を助けた。

物語の内容は、口を糊(のり)するのもやっとの中、助けた猫が青年に懐(なつ)き、共に寄り添うように暮らすうち、青年が遂にクスリを断ち、ふつうのひとになれたというもの。

これだけだと、良い映画だったということは伝えにくいが、この物語、実話であって、主人公の青年、助けたはずの猫に実は助けられたということに特異なものがあって、驚くものがあるということだろうか。

原作は、英国で2012年に出版され150万部超のベストセラーになったという。
実際に青年に寄り添ったボブという名の猫が、スタントの猫の他にも生出演しているというのもリアリティーがあって目が離せない。

近年こそ、日本でも薬物依存は深刻な問題になっているが、欧米ではむかしも今も、日本の比ではないくらいの深刻なものがある。
そんな中での奇跡ともいえる更生の話はすばらしいにちがいないし、動物というものの果たす役割というものにも、人びとの大きな関心が集まったといえるのではないか。

                        ◎

沖縄に移住した折、私は長いこといっしょにいた半野良の子を置いて来た。

獣医に相談したところ、沖縄と東京では違いすぎる。環境への適応はどうあっても難しいといわれ泣く泣く置いて来た。

その後のことはつゆしれない。

命があればと思うこともあるけれど、映画を観て改めて思った。

猫にもひとにもみなそれぞれに役目があるということ。

ボブは縁あって青年に出会い、互いにその役目を果たした(今もいっしょにいるようなので役目はまだ続いているようだ)。
私のあの子も私も、いっしょにいた10年余りでその役目を果たした。

私が沈んでいた時、あの子はいつも私のそばにいて、私の顔をじっと見ていた。
まさにボブが青年を見ていたように。

なんだかしみじみと、こころ洗われるような時間をいただいた気がして、観終ったあともしばらくは映画の世界に残ったまま。

ボブ、ありがとう!

★ 「ボブという名の猫」:8月26日から全国ロードショー。11月7日終了予定。


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2017-10-30 08:51 : その他 : コメント : 0 :
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2011年東京から沖縄に移住しました。折にふれ、日々の暮らしのなかで気づいたことを書いています。

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